ライブ帰りと、口を開いて寝ている人
何やってんだろ。
そんな気分になることがここ最近増えてきた。
手を繋いだり、頭ポンポンしながら飲んでるカップル、同年代なのに活躍するバンドマン、一般企業に勤めながらバンドやったり日曜大工やったり、社会に揉まれるのを辞めてカメラ一筋でプロになったり、目指した道を辞めて今やりたいことを選んだり、
わたしの周りには幸運にもたくさんの道を選んでいる人がたくさんいて、
わたしにはない境遇
隣の芝は青く見える、自分が歩んでない道はカッコよく見えるもんです
ひとつ段の高いステージに立ってるからなに?
降りれば同じ人間よ。
でも例えば、
わたしがそのステージに立って、今の仕事をその人たちに見せたら、同じような感情が生まれるのか、
それは絶対に違う。
努力の量が違う、質が違う、
わたしが頑張ってきた努力なんて種類は違えどほんのちっぽけなもの。
悔しい。
カッコいいと思ってる相手が、わたしのことを同じようにカッコいいと思ってもらえない人生を歩んでることが悔しい。
舞台に立ちたいわけじゃない。わたしにはそんなセンスもカリスマ性もない。
ただ、自分で自分のこと誇れない人生が悔しい。
ステージに立ってるから何?
テレビに立ってるから何?
カッコいいよ。
尊敬するよ。
でもそれのせいで自分のこと卑下する人生はイヤ。負けたくない。
なんの対抗意識だよ、勝手だね。
でもわたしは私の好きな道で登ってやる。絶対。負けない。どんな先輩にも負けない。
就活の時に誓ったんだ。
大学のネームバリューを捨てて、
愛のあるオファーをいくつか断って今のとこに決めたの。
断った企業に、「あーあいつやっぱり金出してでもウチにもらっとけばよかった」って、そう思わせるくらい成長してやるんだって。
楽しいだけじゃダメなんだ。
この環境でどれだけ成長できるかは自分次第。いつでも自分次第だよ。
負けない。
負けたくない。
私だってメジャーデビューするくらいの勢いで無理して頑張りすぎるくらい頑張ってやるんだ。